漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
小学5年生 女の子
元々お兄さんのアトピー性皮膚炎の漢方相談を受けていましたが、順調に良くなられたこともあり、今度は妹さんの体調不良についてご相談をいただきました。
妹さんはあまり病気をしないタイプでしたが、コロナウイルス感染症流行以降のリモート授業を受けるようになってから頭痛や腹痛を感じるようになったようです。
朝も寝起きが悪く、授業が始まる直前まで寝ていることもしばしば。
現在はオンライン授業と登校を選べる環境であるため、何とか授業は受けることができていますが、新学期から登校のみに切り替わるため、学校へ通えるか心配との思いから、お母さまがお店まで娘さんを連れてきてくださいました。
丁寧な聞き取りの結果、情報からお体に合わせたプランをご紹介。
今回は手軽に飲みやすい漢方薬での対応が適していると判断しました。
症状の軽減へ向けたアドバイス(目を使い過ぎない、ミネラル補給)も併せてご提案させていただきました。
服薬1週間
特に変化なし。朝もなかなか起きることができない。
服薬2週間
朝は起きるのに時間がかかるが、腹痛と頭痛はここ最近改善し、落ち着いてきている。
服薬4週間
腹痛、頭痛が改善したことで、朝の生活リズムも取り戻している。来週から登校が始まる。
新学期が始まってからご来店いただきましたが、今のところ問題なく学校に通えているそうです。新しい友達も増え、笑顔も戻っているようです。
念のため、もうしばらく漢方薬の服用を続けてもらい、体調の安定が確認でき次第、徐々に減薬していこうと思っています。
コロナウイルス感染症流行のストレスや生活環境の変化など、この時期は年齢に限らず不調が出やすくなるようです。辛いときは不調を我慢せず、近くの誰かに相談するよう心がけてください。
TEL:048-858-0870
住所:埼玉県さいたま市中央区上落合4-8-2